こんにちは。オンライン家庭教師のあらむです!
現代文の問題集ってたくさんありすぎてどれが良いのか分かりづらいですよね。
そんな迷えるあなたに、普段さまざまな教材を見ている身からおすすめしたい教材。
今回は『河合塾シリーズ 入試精選問題集7 現代文』について
を解説していきます!
この教材は私も愛用しているので、ぜひその良さを実感してもらいたいです!
この教材のスペックと目標レベル
これが『河合塾シリーズ 入試精選問題集7四訂版』です!
B5サイズで結構分厚い!(問題と解答解説)
この中に全部で25題の読解問題が入っています。
同じサイズの問題集では10~12題くらいが平均ですので、ボリューム面で抜きんでています!
その25題は
(同一、対比、因果、具体-抽象、比喩) 演習問題・・・20題
という形で、段階を踏んで演習問題に取り組むことができます。
題材は実際のセンター試験、私立二次試験、国公立試験を想定した問題が中心。
選択肢問題から80字記述問題まで、ありとあらゆる出題形式で鍛え上げることができます。
この教材のイチオシポイント
入試精選問題集のイチオシポイントはココです!!
典型問題で基礎読解技術を身に付けてから、総合的な演習問題に入れる!
現代文が苦手な人が困ってしまうのは、「読み方がわからないのに、いきなり演習問題に放り出されること」。
このテキストは、そんなあなたを置いてけぼりにはしません。優しいです。
最初の典型問題5題で、同一関係、対比関係、因果関係、具体ー抽象関係、比喩関係の各構造の読解を練習できます!
これらの構造を読み取れるようになってから演習問題・・・という流れです。
助走をつけて総合的な演習問題に入りますので、安心ですよ。
解説で文章の構造が見えるようになっている
先ほど分厚さの話をしましたが、裏返すとこんな感じ。
\じゃん!/
※解答解説の冊子は取り外すことができます。便利!
ご覧の通り、解答解説が全体の半分近くを占めているのです。
そしてこの解答解説が、この入試精選問題集を推す一大ポイント!
この解答解説にも総合演習と同じ文章が掲載され、どの部分が構造把握に必要なのか、またどんな構造なのかをマーカーのようなカラーで示してあります!
「現代文読解が得意な人がどのように文章を読んでいるのか」を見ることができます。
これは自分で勉強しているとなかなか確認できないことですし、予備校でも文章全てを解説するのは時間の制約上厳しいものです。
それが、自分の手元で目で確認できる!自分の読み方と比較できる!
現代文の学習において、本当に大事なんです!
※著作権の関係で写真を載せられないのが無念ですが、一度読む価値アリです!
あらゆる出題傾向に対応できる!
共通テスト、私立二次試験、国公立二次試験と、受験生は様々な出題傾向対策を行わなければなりません。
テキストによっては、「選択肢問題しかなくて不安だなぁ」「記述問題ばかりだなぁ」という気持ちが起こることもあるでしょう。
入試精選問題集は選択肢問題から知識問題、抜き出し問題、記述問題とさまざまな出題傾向に対応しています。
総合的に鍛えることができますよ。
記述問題も20字程度の軽いものから、100字近いものまで幅が広いです!
入試頻出ジャンルをおさえることができる!
入試精選問題集には典型問題5題、演習問題20題が収録されています。
このうち演習問題では、頻出ジャンルの題材を2問ずつ解くことができるようになっています。
この1冊で入試頻出のジャンルがほぼおさえられます!
収録されているジャンル
文化(Ⅰ、Ⅱ)
文学(Ⅰ、Ⅱ)
言語
社会
随想
芸術
思想・哲学
小説
※文化、文学は異なる視点の題材があるためⅠ、Ⅱと分かれています。
各ジャンル難易度でA問題、B問題と分かれています。
まずはA問題をやって、2周目でB問題という使い方をするのも良いですね!
1,000円ちょっとで25問収録と言うのは、他の問題集と比べても圧倒的にコスパが良い印象です。
この教材が向いている人
最後にこの教材が向いている人のお話。
この教材が向いているのは、こんな人だと考えています。
・文章を読むのがそこまで苦ではない
・文章構造把握のお手本がほしい
・問題集1冊をやり抜いて自信をつけたい
・中堅~難関大学を志望している
正直に申し上げれば文章の難易度は比較的高い方です。
どんな人もOKとは言いにくいかもしれません。
特に、文章を読むのが苦という段階の方は、もう少し難易度の低い教材から入るのをおすすめします。
もっと読解の技術を磨きたい、経験を積みたいという方にはピッタリと言えます。
入試精選問題集7で読解力を身に付け、自信を持とう!
ということで、今回は入試精選問題集7をレビューしてみました!
担当する高校生たちが力をつける土台になっている教材です。
本気で現代文を学びたいあなたに応えてくれる教材であることは間違いないでしょう。
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