こんにちは。毎年、受験生にとってハラハラドキドキのイベントがありますよね。
そう、三者面談です。
学校の先生、親御さん、そして生徒による進路面談です。
この記事は、三者面談で「志望校はあきらめろと言われた」「無理って言われた」と、泣きそうになっている人が今後どうすればよいかという内容です。
「志望校は厳しい」と言われたことによる学力不安
自分を否定されることによる精神的不安
塾の学力的には全く問題ないのに、学校では無理と言われる受験生があとを絶ちません。
少しでも気持ちが楽になるように、三者面談の仕組みをお話ししますね。
まだ泣かなくてOKよ!
三者面談・進路面談の学校側の事情
私は塾側の人間ではありますが、学校の事情にも触れておこうと思います。
基本的に
塾:受験生が行きたい学校に全力で行かせてあげたい。
学校:すべての生徒を安全に進学させたい。
と,
方針が異なります。
そして行われる進路指導が真逆であることにも気がついてもらえるかと思います。
つまり、学校は一人でも不合格を出すことなく進学してほしい。
基本的にはこの方針に沿って進路指導を行っています。
現時点で実力が足りないとき
そして内申点が足りないとき
学校は早めに「待った」をかけてくるわけです。
三者面談で「厳しい」と言われて泣く前に
そうはいっても、まだ受験シーズンでもないのに「厳しい」とか「無理」と言われるのは本当にダメージが大きいですよね。
私自身の中3進路面談は大波乱でした
私も中3の冬、担任に目指している高校の2ランク下を勧められて唖然とした覚えがあります。
しかし、結果的にはさらに1ランク上げて受験し、合格しています。
そう考えるにいたった理由は3つ。
・12月時点の実力で3月入試の出来を計られるのは、伸びない前提なのでおかしい。
・入試に近いのは塾のテスト。志望校を目指す人数も塾の方が圧倒的に多く、データがより正確。
・通知表の所見を読んで担任は信頼できなかった。担任も数値しか見ていない。
簡単に言うと、担任との信頼関係がない状態でした。
ということで、さらっとあしらって塾の先生に相談。
改めて塾でのデータを確認し、現状ではランクを落とす必要が全くないこと、むしろ1ランク上の高校でも十分合格する可能性があると判断できました。
塾のデータでは、ひとつの中学校よりもはるかに多い人数のデータから自分の位置を見ることができます。
より信憑性のあるデータを見て判断することが大事
ちなみに、志望校を1ランク上げると担任に報告したところ
「好きにしてください」
と言われました。
言うこと聞かない生徒なんてかわいくないですもんね。
※ちなみのこの担任は今でも地域で悪評立ち込める先生として有名です。えこひいきがひどいので。
無事合格し、学校に報告にいったところ、担任含め学年の先生たちが私の顔を見るなり慰めモードにスタンバイしていました。
受かったと伝えたらポカン( ゚Д゚)
ということで、学校に言われたから絶望的なんてことは全くありません。
むしろ冷静に自分の成績を確認し、不退転の覚悟を決めるチャンスにしてしまってください。
悩むより苦手の克服に時間を使おう!
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今はまだ下げるべきではない
以上のことから、夏や秋の段階で志望校を下げるのはまだ早いと考えます。
今下げてしまうと、安心感から成績がずるずると下降しがちです。
結局下げた先の志望校にも合格できなくなります。
今は本当に行きたい学校に向けて、わき目もふらず努力を重ねてください。
きっと直前期に「あの時志望校をあきらめなくてよかった!!」と思える未来が待っています。
これを読んでいる先生方、生徒が前向きになれる言葉がけをお願いします!
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