こんにちは。元塾講師、今はオンライン家庭教師のあらむです!
定期的に開催される模試を受験して、そのやり直しをして…
と、受験生のみなさんはとても忙しい日々を送っているのではないでしょうか。
その模試の結果、どうやって活用したらいいのかご存じですか?
実は、模試の結果を有意義に活用できている人は思ったよりもずっとずっと少ないのです。
今回はプロ講師の目線から、模試の結果を使ってやるべき復習と勉強方法についてのお話!
せっかくお金を払って模試を受験していますので、今後の成績アップのために使い倒しましょう☆
正誤表でライバルが得点している問題・失点している問題を知る
大手の塾が行う模試の成績票には、必ず正誤表というものがついてきます。
本来は自分がどの問題で得点したのかを確認するためのものですが、そこには受験生全体の正答率が書かれています。
ここがとても重要!
正答率というのは
という、とてもとても貴重な情報です!
これナシで「模試を活用している」とは言わせませんよ~!
上位校を狙う人は、正答率20%にも挑戦していく必要があるよ☆
ひとつ忘れないでほしいこと
受験のは「満点ではなくても合格する」ということです。
次は解き直し方法について話します!
『自分に足りなかったもの』を記録していく!
優先して解き直しすべき問題が分かったら、次は解き直しの効果を上げる方法!
それは解き直しの際に、解答解説と自分の解法を見比べて「足りなかったもの」を記録していくことです。
よく、解き直しといったら解答解説を赤ペンで丸写しして終了!という人がいます。
これはそう、レストランでお料理頼んだのに水飲んで帰るがごとき無意味さ。
これでできるようになっていたら、今頃模試という大事な場面で失点していませんよね?
つまり、【できるようになったつもり】【とりあえずやったつもり】で終わっているということ!!
意味なし!
解き直しというのは、自分に足りなかったことを探し出し、それらを改めて復習する機会につなげるものです。
「どの三角形を合同証明すればよいのかは分かっていた。でも平行線の存在に気づかなくて錯角を見つけることができなかったんだなぁ」
と気づいたとします。
こういう分析をすれば、この人はもう分かっている合同条件の復習ではなく、平行線と錯角の単元を練習して錯角を見つけるクセをつければよいと判断できますね。
そしてこの分析を解き直しノートにメモをしておくと、自分の中に「平行線ができるようになればOK」とインプットされます。
次にやるべきことが分かったら安心して勉強に向かえます!
根拠なき不安を解消しよう!
受験生にとって怖いのは、「自分は何も分からない」「何もできていない」と不安に駆られて活力を下げてしまうこと。
とゾンビのように勉強します。
しかし、人間焦っているときほど読んでいるものの内容が頭に入ってきません。
そしてその無限ループが続いていくことになります。
受験勉強がとにかく不安だという人は、今回お話ししたことをすぐにやってみてください。
大事なのは【すぐ行動に移すこと】です!
「でもでもだって」とまごついている間に、ライバルはどんどん成長していきます。
感情ではなく、データで判断し自分がやるべきことを明確にしてくださいね!
皆さんが自信をもって入試を迎えられますように!
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