学校の提出物が遅れがちな中学生が知っておくべき事実と対策

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あらむ
この記事を書いた人
塾講師15年の経歴を生かし、オンライン家庭教師の法人を設立して活動中です。

こんにちは。あらむです。塾講師を15年やったのち、今はオンライン家庭教師をしています。

テストシーズンになると、中学生は必ずあるモノをこなさなければなりません。

そう、提出物です!

「提出物がまにあわない」「提出物だけでテスト勉強が終わってしまう」という悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

そんなあなたのために、今回は元塾講師が生徒たちに教え続けてきた提出物の攻略法をまとめました。

平均点、余裕だよ!80点90点を狙う世界線に行きたいよ!という人は必見。

提出物の量からかかる時間を計算し、効果のあるテスト勉強につなげる方法を紹介します。

提出物を余裕で仕上げ、テストの点数にも影響ができるようにがんばりましょう!

提出物のやり方を結果の出やすい方法に変えていこう!

目次

理不尽な提出物たちを数値でとらえてみよう

学校の提出物。人生大変なことは多々ありますが、これほど理不尽のオンパレードもそうそうないと思います。

現在は中学校の定期テスト1回につき、全科目合わせて100~200ページの提出物が課せられています。

この事実、意外と保護者の方には知られていません。

提出物にかかる時間を計算してみよう!

では、実際にはどのくらいの時間を提出物にかけているのでしょうか。

提出物の1ページを15分で完成させると仮定します。

100ページの場合】
15分×100ページ=1500分
1500分÷60分=25時間

【200ページの場合】
200ページの場合:15分×200ページ=3000分

3000分÷60分=50時間

つまり、25時間から50時間は提出物にかけなければいけないわけです。

一番やっかいなのは、この物量の提出物が発表されるのが提出日の1週間前がほとんどだということ。

テスト直前期の1日2日飲まず食わず眠らずで提出物にあてているようなものです。

その間も学校で授業は受けなければならないし、部活もあります。

大会が近い時期は部活が停止するという保証もありません。

いや~~~~~理不尽!!!


「うちの子全然勉強していない!」
「提出物が終わらない!」

と怒鳴っていた保護者の方にこの事実を伝えるとしずまります。

保護者の方はまず、

「これだけ大変な課題を抱えているんだ」
「本人は課題の海におぼれそうになりながらも必死でやっているんだ」

ということを理解してあげてください。

それでも提出物をやらねばならない理由

提出物をやらねばならない理由は、通知表や内申点に大きく影響するからです。

提出物は授業態度などと一緒で『基礎点』とされ、通知表・内申点のベースになっています。

つまり、授業をいい加減に受けていたり提出物を出さないと通知表や内申点を使う入試に悪影響をおよぼします。

内申点を盾に厳しい言葉をかけられるのも現実です。

過去の生徒が学校で言われた言葉として、以下のようなものがありました。

部活をやめると内申点を下げるぞ!
提出物を出さないと入試に不利になるぞ!
勉強しないと5をやらないぞ!

個人的には、これらのシステムは常に人質が取られている感じがして私は好きではありません。

しかし、この事実を受け入れて乗り越えなければならないのは確かです。

この事実を踏まえて、いよいよ提出物攻略法を授けましょう。

やればやるほど効果が出る提出物攻略法

それは毎日コツコツ・・・

というとブログを閉じそうな人が多そうなのでやめておきましょう

(閉じないで~)

鉄壁の提出物攻略法のはじまりはじまり!

提出物必勝法の技をさずけよう

先ほども触れたとおり、提出物の最大の壁はその圧倒的な量です。

これを提出日1週間前に言われて終わるわけがありません。

精神と時の部屋をセットでくださいよ


量が多く、そして時間がないのであれば、

【テスト1週間前よりもずっと前から取りかかる】ことで解決することができます。

具体的にいえば、提出日(大体テスト日と同じ)の3週間前から提出物を始めるのが鉄則!

これによって、平均点くらいの生徒でも提出日までに課題を終わらせることができるようになります。

提出物の2つの役割を理解して使い分ける!

結論からいうと、提出物には2つの役割があり、両方の役割をしっかり使い分けるために2周します。

提出物の2つの役割は以下のとおりです。

【提出物の2つの役割】
・通知表や内申点確保のための課題
・テスト対策用の教材

テスト期間のうちに、この2つの役割を使い分ける必要があります。

この役割、同時にはできません。

なぜならこの2つの役割は真逆の性質をもち、同時進行が困難だからです。

1周目:内申のための提出物を仕上げる
2周目:テスト対策のために仕上げる

そのため、提出物は最低でも2周することが重要です。

1周目

1周目のやり方は以下のとおりです。

【提出物1周目】
・完成度は70%程度でOK
・30秒考えても分からない問題は飛ばす
・答え合わせふくめてテスト10日前には終わらせる

まずこの1周目を終わらせることで、提出に間に合わせることができます。

これで安心して、解けなかった問題にじっくり取り組むことができます。

2周目

提出物ができたら、2周目で途中で飛ばした問題を完成させます。

2周終えてもむずかしい問題は結構根強いので、自分でやろうとせず学校の先生や塾に質問して解決しておきましょう。

学校の先生に質問すると主体性があると認めてもらえますので、内申にプラスされます。

提出物を通して自分の管理能力をきたえよう!

理不尽な提出物ですが、見方を変えれば自分の管理能力をきたえるのには最適なツールです。

高校生以上になると、学校から手取り足取り課題を管理してもらえることが少なくなります。

今回のテスト前の提出物攻略法を利用して、自分のスキルアップにつなげるつもりで取り組んでみてくださいね!

提出物後、さらにパワーアップするためのテキスト

『中間・期末の攻略本』はテスト対策の仕上げにおすすめできるテキストです。

私もオンライン授業のテスト対策で活用しています。

全教科(副教科も!)、全出版社分ありますので、下のリンクから検索してみてください

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